エアコン2台の電気代を徹底検証!1日・月額コストは?

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エアコン2台の電気代はどのくらいかかるのか、気になる人は多いのではないでしょうか。特に夏と冬では電気代に差があり、つけっぱなしにすることでコストがどう変わるのかも重要なポイントです。

この記事では、夏と冬のエアコン2台つけっぱなし電気代比較や、大型1台と小型2台どちらが電気代がお得かについて詳しく解説します。また、エアコン2台同時使用時の1日・月間電気代の目安や、アパートでの電力事情も紹介します。

さらに、エアコン2台使用のメリットとデメリットを整理し、電気代を抑えるための具体的な方法を解説します。温度設定の最適化と扇風機併用の節約効果や、エアコン2台使用時のブレーカー対策と電力管理など、コストを削減するためのポイントも紹介します。

住宅の断熱性能と電気代の関係や、部屋の広さに合わせたエアコン選びと配置も考慮することで、電気代を無駄にせず快適に過ごせます。エアコン2台の電気代が気になる方は、ぜひ参考にしてください。

この記事のポイント
  • エアコン2台を夏と冬につけっぱなしにした場合の電気代の違い
  • 大型エアコン1台と小型エアコン2台の電気代の比較と節約効果
  • エアコン2台使用時の1日・月間の電気代の目安と節約方法
  • アパートでエアコン2台を使う際の電力管理やブレーカー対策
目次

エアコン2台使用時の電気代の目安と特徴

  • 夏と冬のエアコン2台つけっぱなし電気代比較
  • 大型1台と小型2台どちらが電気代がお得か
  • エアコン2台同時使用時の1日・月間電気代
  • アパートでエアコン2台使用時の電気代事情
  • エアコン2台使用のメリットとデメリット

夏と冬のエアコン2台つけっぱなし電気代比較

夏と冬のエアコン2台つけっぱなし電気代比較

エアコン2台を一日中つけっぱなしにしたときの電気代は、季節によって大きく異なります。一般的に、冬場の暖房運転のほうが夏場の冷房運転よりも電気代が高くなる傾向があります。これは外気温と設定温度の差(熱負荷)によるものです。

例えば、夏場は外気温35℃で室内を27℃に設定する場合、温度差は8℃程度ですが、冬場は外気温7℃で室内を20℃に設定すると、温度差は13℃と大きくなります。この温度差が大きいほど、エアコンはより多くのエネルギーを消費します。

6畳用エアコン2台を例に、24時間つけっぱなしにした場合の電気代を比較してみましょう。

季節運転モード消費電力/台2台分消費電力1日の電気代(24時間)1ヶ月の電気代(30日)
冷房580W1,160W約864円約25,920円
暖房710W1,420W約1,056円約31,680円

※電気料金は31円/kWhで計算

このように、冬場の暖房運転は夏場の冷房運転に比べて約20%も電気代が高くなる可能性があります。ただし、これはあくまで目安であり、外気温や室内の条件、エアコンの性能によって実際の電気代は変わります。電気代を抑えるには、適切な温度設定や断熱対策が効果的です。

大型1台と小型2台どちらが電気代がお得か

広いリビングなどで悩みがちなのが、大型エアコン1台を設置するか、小型エアコン2台を設置するかという選択です。結論から言うと、多くの場合は小型エアコン2台のほうが電気代が安くなります。

例えば、三菱電機の20畳用大型エアコン1台と10畳用小型エアコン2台を比較してみましょう。

タイプ冷房消費電力暖房消費電力冷房時1日電気代(24時間)暖房時1日電気代(24時間)
小型2台580W×2=1,160W710W×2=1,420W約863円約1,056円
大型1台1,980W1,800W約2,946円約2,678円
差額約2,083円お得約1,622円お得

※電気料金は31円/kWhで計算

この計算によると、小型エアコン2台の方が冷房時で約2,083円、暖房時で約1,622円も1日あたりの電気代が安くなります。これを1ヶ月、1年と考えるとかなりの差額になります。

この差が生じる理由は、大型エアコンは部屋全体を一気に冷やす・暖めるために大きな出力が必要になるのに対し、小型エアコン2台だと必要な場所だけを効率よく温度調節できるからです。また、小型エアコンは技術の進歩により効率が良くなっている場合が多いです。

ただし、初期費用や設置工事費、スペースの問題など総合的に判断する必要があります。長期的に見れば、小型エアコン2台の方が電気代の節約につながる可能性が高いでしょう。

エアコン2台同時使用時の1日・月間電気代

エアコン2台同時使用時の1日・月間電気代

エアコン2台を同時に使用した場合の電気代は、使用する時間や設定温度、エアコンの性能によって変わってきます。ここでは一般的な6〜8畳用エアコン2台を同時に使用した場合の電気代を計算してみましょう。

標準的な8畳用エアコン1台の消費電力は、冷房時で約500W、暖房時で約600Wほどです。これが2台あるとすると、同時使用時の消費電力は以下のようになります:

使用時間消費電力(2台合計)1日の電気代1ヶ月の電気代(30日)
6時間/日冷房:1,000W暖房:1,200W冷房:約186円暖房:約223円冷房:約5,580円暖房:約6,690円
8時間/日冷房:1,000W暖房:1,200W冷房:約248円暖房:約298円冷房:約7,440円暖房:約8,940円
24時間/日冷房:1,000W暖房:1,200W冷房:約744円暖房:約893円冷房:約22,320円暖房:約26,790円

※電気料金は31円/kWhで計算

これはあくまで目安であり、実際のエアコンの使用状況や性能によって変わります。特に、エアコンは設定温度に達すると自動的に出力を下げる仕組みになっているため、常にフル稼働するわけではありません。そのため、実際の電気代はこの計算より少なくなる可能性もあります。

ちなみに、エアコン2台をつけっぱなしにするか、こまめに消すかについては、30分程度の外出なら消さないほうが、1時間以上の外出なら消したほうが電気代が安くなるというデータもあります。これはエアコンが設定温度に達するまでに最も電力を消費するためです。

アパートでエアコン2台使用時の電気代事情

アパート暮らしの方がエアコン2台を使用する場合、一戸建てとは少し状況が異なります。アパートはもともと電気容量が限られていることが多く、エアコン2台の同時使用でブレーカーが落ちる可能性もあるため注意が必要です。

一般的なアパートの電気契約は30A(アンペア)程度のことが多いですが、この場合の最大使用可能電力は約3,000Wとなります。エアコン2台(各500W〜800W)に加えて、冷蔵庫(約150W)、テレビ(約150W)、照明(約100W)など他の電化製品も同時に使用すると、あっという間に容量オーバーになりかねません。

ブレーカーが頻繁に落ちる場合は、電力会社に契約アンペア数の増加を依頼するか、同時に使用する電化製品を減らす工夫が必要です。

また、アパートは断熱性能が一戸建てより劣ることが多いため、エアコンの効率が下がり、結果的に電気代が高くなる傾向があります。特に、築年数が古いアパートほどこの傾向が強まります。

築年数断熱性能エアコン2台使用時の電気代への影響
新築〜5年比較的良好標準的な電気代
5〜15年やや低下約10〜20%増加の可能性
15年以上低下約20〜30%増加の可能性

アパートでエアコン2台を効率よく使うコツは、カーテンなどでこまめに日差しを調整する、ドアや窓の隙間をテープなどで埋める、扇風機と併用して空気を循環させるなどの工夫をすることです。これにより、アパート特有の断熱性の低さを少しでもカバーし、電気代の抑制につなげることができます。

エアコン2台使用のメリットとデメリット

エアコン2台を使用することには、いくつかのメリットとデメリットがあります。まずはメリットから見ていきましょう。

最大のメリットは、万が一1台が故障しても、もう1台があるので真夏や真冬でも快適に過ごせることです。エアコンの修理は特に夏場の繁忙期だと数日から1週間以上かかることもあるため、バックアップとして2台目があると安心です。

また、部屋の状況に合わせた柔軟な使い方ができます。例えば、リビングの片側だけに人がいる場合は、その側のエアコンだけを稼働させることで、効率的に電気代を節約できます。さらに、前述のように大型1台より小型2台の方が電気代が安くなることが多いのも大きなメリットです。

一方、デメリットとしては、初期費用が2台分かかることが挙げられます。エアコン本体価格に加えて、取り付け工事費も2台分必要になります。また、2台分のスペースが必要になるため、特に室外機の設置場所の確保が課題になることもあります。

メンテナンスの手間も2倍になります。フィルター掃除やプロによる内部クリーニングなど、定期的なメンテナンスは2台分行う必要があります。内部クリーニングは専門業者に依頼することが多く、その費用も2倍かかります。

電気の契約容量も考慮する必要があります。特にアパートなどでは、エアコン2台を同時に使用するとブレーカーが落ちる可能性があるため、契約アンペア数の見直しが必要になるかもしれません。

総合的に見れば、広いリビングや複数の部屋でエアコンを使用する場合、エアコン2台は電気代の節約や快適性の向上につながる可能性が高いと言えるでしょう。ただし、初期費用やメンテナンスなどのデメリットも考慮して判断することが大切です。

エアコン2台使用時の電気代節約テクニック

  • 温度設定の最適化と扇風機併用の節約効果
  • エアコン2台使用時のブレーカー対策と電力管理
  • 住宅の断熱性能と電気代の関係
  • 部屋の広さに合わせたエアコン選びと配置

温度設定の最適化と扇風機併用の節約効果

温度設定の最適化と扇風機併用の節約効果

エアコン2台を使用する際、温度設定の工夫と扇風機の活用で電気代を大幅に抑えることができます。まず覚えておきたいのは、設定温度を1度上げるだけで約10%の節電効果があるということ。夏場なら28度設定が理想ですが、暑く感じる場合は扇風機との併用がおすすめです。

エアコンと扇風機の最適な使い方は、エアコンのルーバー(風向き調整板)を水平に設定し、扇風機を天井に向けて回すこと。こうすることで、エアコンから出た冷たい空気が部屋全体に広がり、温度ムラがなくなります。エアコンは室温のムラがあると余計に働いてしまうため、空気を均一にすることが節電の鍵なんです。

具体的な配置としては、エアコンの対角線上に扇風機を置くと効果的。特にエアコンの温度センサー付近(本体周辺)の空気が循環するように意識しましょう。この方法を実践すると、エアコン2台を使用しても1部屋あたり夏の間に約3,000円の節約が可能になります。

また、エアコンの運転モードも重要です。部屋が設定温度に達するまでは「強風」、その後は「弱風」か「自動運転」に切り替えるのが効率的。最初から「弱風」で運転すると、設定温度に達するまでに時間がかかり、結果的に電気代が高くなってしまいます。

扇風機自体の消費電力は最新のDCモーター搭載モデルなら非常に小さいので、エアコンとの併用でも電気代の心配はほとんどありません。むしろ併用することで体感温度が下がり、エアコンの設定温度を上げられるメリットのほうが大きいのです。

エアコン2台使用時のブレーカー対策と電力管理

アパートや一般住宅でエアコン2台を同時に使うと、ブレーカーが落ちるトラブルがよくあります。これは、エアコンが起動時に最大電力を消費するためです。エアコンは電源を入れてから約30分間はフルパワーで運転し、その後徐々に消費電力を下げていく仕組みになっています。

ブレーカーが落ちないための最も簡単な対策は、エアコンの起動時間をずらすことです。まず1台目を起動して30分待ってから、2台目のスイッチを入れるようにしましょう。これだけでブレーカートラブルの大半は解消されます。

また、契約アンペア数の確認も重要です。一般的なアパートは30A(アンペア)程度の契約が多く、この場合の最大使用可能電力は約3,000Wです。6〜8畳用エアコン2台(各500W〜800W)に加えて、冷蔵庫(約150W)、テレビ(約150W)、照明(約100W)など他の電化製品も同時に使うと、簡単に容量オーバーになってしまいます。

頻繁にブレーカーが落ちる場合は、電力会社に契約アンペア数の増加を依頼することを検討してみてください。アンペア数を40Aや50Aに上げることで、エアコン2台の同時使用も快適になります。ただし、契約アンペア数を上げると基本料金も上がるため、費用対効果を考慮する必要があります。

エアコン2台使用時の電力管理のコツとしては、温度設定も工夫するといいでしょう。例えば、最初は両方のエアコンを低めの温度(冷房なら26度、暖房なら20度程度)に設定し、部屋の温度が安定してきたら少しずつ節電モードに切り替えていく方法があります。これにより、ブレーカーが落ちるリスクを減らしながら、電気代も節約できます。

住宅の断熱性能と電気代の関係

住宅の断熱性能はエアコンの電気代に大きく影響します。簡単に言えば、断熱性能が高い家ほど、エアコン2台を使用しても電気代を抑えられるということです。

断熱性能の指標としては、「C値」(気密性能)と「UA値」または「断熱等性能等級」(断熱性能)があります。C値は1㎡あたりの隙間の大きさを表し、1.0以下が理想的です。断熱等性能等級は国が定めた基準で、等級6以上あれば高い断熱性能と言えます。

断熱性能の違いを実感するには、魔法瓶とコップの違いを想像するとわかりやすいでしょう。高断熱住宅は魔法瓶のように熱を逃がさないため、一度冷やしたり暖めたりすると、その状態が長く続きます。一方、断熱性の低い住宅はコップのようなもので、すぐに外気の影響を受けてしまいます。

具体的な違いを見てみましょう。例えば、同じ6畳の部屋でエアコン1台を使用した場合の夏の1日あたりの電気代比較です:

住宅の断熱性能1日あたりのエアコン電気代
断熱等性能等級3(旧基準)約450円
断熱等性能等級4(省エネ基準)約350円
断熱等性能等級6(高断熱)約200円

このように、高断熱住宅では電気代が半分以下になることもあります。エアコン2台使用となれば、その差はさらに大きくなるでしょう。

築年数も重要で、新しい住宅ほど断熱性能が高い傾向にあります。特に築15年以上の住宅では、断熱材の劣化も進んでいるため、エアコンの効きが悪く電気代も高くなりがちです。

断熱性能を後から上げるのは難しいですが、窓の断熱フィルムや断熱カーテンの活用、隙間テープでの気密性向上など、できる対策もあります。これらの小さな工夫でも、エアコン2台使用時の電気代を抑える効果があるので試してみる価値はあります。

部屋の広さに合わせたエアコン選びと配置

エアコン2台を使う場合、各部屋の広さに合った適切な能力(適用畳数)のエアコンを選ぶことが重要です。エアコンのサイズが部屋に合っていないと、効率が悪くなり電気代が無駄に高くなってしまいます。

一般的に、エアコンのカタログには「6〜9畳用」のように適用畳数が表示されています。この表記は「木造住宅の場合は6畳、鉄筋マンションの場合は9畳まで対応可能」という意味です。木造住宅は熱が逃げやすいので、同じ広さでも鉄筋住宅より大きめの能力が必要になります。

部屋の条件によっては、表示されている適用畳数よりも大きめのエアコンを選んだ方が良い場合もあります。次のような条件の部屋では、一般的な目安より1〜2ランク上の適用畳数のエアコンを検討してみましょう:

・南向きや北向きに大きな窓がある部屋
・最上階(屋根に近い)の部屋
・キッチンと続きのリビング
・天井が高い、または吹き抜けのある部屋

エアコン2台を設置する場合の配置も重要です。広いリビングや複数の部屋に対応する場合、単純に部屋を二分して2台設置するのではなく、生活導線や家具の配置を考慮しましょう。例えば、リビングとダイニングが一続きの場合、それぞれの空間に1台ずつ設置すると効率的です。

また、エアコン同士の風が干渉しないように配置するのもポイント。2台のエアコンの風が正面からぶつかり合うと効率が落ちてしまいます。できれば風の流れが循環するよう、対角線上に設置するか、風向きが平行になるよう工夫しましょう。

最後に、室外機の設置場所も考慮すべき点です。室外機同士が近すぎると、お互いの排熱の影響で効率が落ちます。可能であれば、室外機同士は1m以上離して設置するのが理想的です。この配慮によって、エアコン2台使用時の電気代を無駄に上げないようにできます。

総括:エアコン2台の電気代

この記事のまとめです。

  • エアコン2台の電気代は夏より冬の方が高くなる傾向がある
  • 温度差が大きいほどエアコンの消費電力が増える
  • 6畳用エアコン2台を24時間使用すると、冬は夏より約20%高くなる
  • 大型エアコン1台より小型エアコン2台の方が電気代が安くなる場合が多い
  • エアコン2台を長時間使用すると1ヶ月の電気代が2〜3万円になることもある
  • こまめに消すより30分程度の外出ならつけっぱなしの方が省エネになる
  • アパートでは電気容量が限られているためブレーカー落ちに注意が必要
  • 築年数が古いアパートは断熱性能が低く、電気代が高くなりやすい
  • 断熱対策や窓の遮熱を工夫するとエアコンの効率が向上する
  • 設定温度を1℃調整するだけで電気代を約10%節約できる
  • 扇風機と併用すると体感温度が下がり、エアコンの設定温度を上げられる
  • エアコン起動時に最も電力を消費するため、使用開始時間をずらすと負担軽減
  • 契約アンペア数を上げるとブレーカー落ち対策になるが基本料金が上がる
  • 室外機の設置場所を工夫するとエアコンの効率が良くなる
  • エアコンの配置と風の流れを考慮すると冷暖房効率が向上する
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