冬の暖房の設定温度を見直すと、電気代を大きく節約できる可能性があります。
「暖房18度電気代」と検索している方は、設定温度18度で本当に快適に過ごせるのか、節電効果はどのくらいか、気になっているのではないでしょうか。
暖房を18度に設定するとどのくらい節電できるのか、また、環境省が推奨する冬場の室温や適正な設定温度の範囲について詳しく解説します。
さらに、24時間エアコンを使用した場合の1ヶ月の電気代も取り上げます。湿度管理と体感温度の関係や、寒いと感じる場合に快適さを保つための工夫、体を温めるアイデアなどもご紹介します。
「暖房の設定温度18度は本当に良いのか」と迷っている方に向け、わかりやすく情報をまとめました。節電と快適性を両立させるヒントがきっと見つかるはずです。
- 暖房を18度に設定することで得られる節約効果と具体的な電気代の目安
- 湿度管理や暖房器具の工夫で快適性を保つ方法
- 設定温度1度の違いが電気代に与える影響
- 節電と健康のバランスを考えた適切な暖房使用法
暖房18度の電気代はいくら?徹底解説
- 暖房18度の設定で実現できる節約効果
- 環境省が推奨する適切な室温とは
- 設定温度1度で変わる電気代の差
- エアコン24時間つけっぱなしの月額費用
暖房18度の設定で実現できる節約効果

暖房の設定温度を18度にすることで、かなりの節約効果が期待できます。環境省が推奨する冬場の室温20度から2度下げることで、消費電力を約20%削減できるのです。
具体的な節約金額を見てみましょう。一般的な6~7畳用エアコンを8時間使用した場合、1日あたりの電気代は約120円程度です。これを18度設定にすることで、1ヶ月(30日間)で約700円の節約になります。
ただし、これは目安の金額です。実際の節約効果は、住んでいる地域の気候や建物の断熱性能、エアコンの性能によって変わってきます。特に外気温との差が大きいほど、暖房の消費電力は増えていきます。
また、エアコン以外の暖房器具でも18度設定にすることで節約効果は得られます。例えば、石油ファンヒーターの場合は、設定温度を1度下げるだけでひと冬で約880円の節約になります。
ただし、単に温度を下げるだけでなく、エアコンの「自動運転モード」を使うことで、より効率的な節約が可能です。このモードでは、設定温度に到達するまでは強めの運転をし、その後は自動で弱運転に切り替わるため、無駄な電力消費を抑えることができます。
環境省が推奨する適切な室温とは
環境省は、冬場の室温を20度に設定することを推奨しています。ただ、これは単なる目安であって、絶対的な基準ではありません。
この20度という設定には、実は深い理由があるんです。人間の体が最も快適に感じる室温は、活動状態によって18度から22度の間とされています。座って作業をする場合は20度前後が最適とされているため、環境省はこの温度を推奨値として定めました。
でも、ここで大切なのは、推奨温度の20度と実際の体感温度は異なるということです。例えば、湿度が40%以下だと体感温度は実際の室温より1~2度低く感じます。逆に、湿度が適切な50~60%に保たれていれば、18度でも十分快適に過ごせる可能性があります。
また、環境省は省エネの観点から、暖房時の設定温度を19度まで下げることも提案しています。これは、快適性を極端に損なうことなく、環境負荷を減らすことができる温度として考えられています。
ただし、高齢者や小さなお子さんがいる家庭では、20度以上に設定することをおすすめします。体温調節機能が十分でない方々にとっては、室温が低すぎると健康面でリスクがあるためです。
つまり、環境省の推奨する室温は、健康・快適性・省エネの3つのバランスを考慮した上での提案といえます。ご自身の生活スタイルや家族構成に合わせて、柔軟に調整していくことが大切です。
設定温度1度で変わる電気代の差

暖房の設定温度を1度変えるだけで、実は思った以上に電気代に大きな違いが出てきます。具体的に見ていきましょう。
一般的な家庭用エアコン(6畳~8畳用)の場合、設定温度を1度下げると約10%の節電効果があります。これを電気代に換算すると、1日8時間の使用で、月に約350円ほどの差が出ます。
例えば、設定温度20度で使っていた暖房を19度に下げると、1シーズン(12月~2月の3ヶ月間)で約1,000円以上の節約になります。さらに18度まで下げれば、20度設定と比べて2,000円以上の差額が生まれます。
ただし、これはあくまで目安です。実際の電気代の差は、いくつかの要因で変動します。
・部屋の広さや天井の高さ
・建物の断熱性能
・エアコンの型式や年式
・外気温との温度差
・使用時間帯(昼間か夜間か)
特に外気温との差が大きいほど、暖房能力を多く使うため電気代の差も大きくなります。朝方など外気温が低い時間帯は、設定温度を1度下げることによる節約効果がより大きく表れます。
ただし、あまり低い温度設定にこだわりすぎると、体調を崩す原因にもなります。節約と快適性のバランスを考えながら、自分に合った設定温度を見つけることが大切です。
エアコン24時間つけっぱなしの月額費用
エアコンを24時間つけっぱなしにした場合の月額費用について、具体的な数字でお伝えしていきましょう。
一般的な6畳用エアコンの暖房を18度設定で24時間運転した場合、1日あたりの電気代は約350円前後になります。これを1ヶ月(30日)続けると、約10,500円の電気代がかかる計算になります。
ただし、これは最大値での計算です。実際の使用では、室温が設定温度に達すると自動的に運転パワーが下がるため、電気代はもっと抑えられます。安定運転時の消費電力は最大時の3分の1程度まで下がり、1日あたり約130円、月額では約4,000円程度まで抑えることができます。
また、エアコンの性能によっても電気代は大きく変わります。最新の省エネモデルと10年前のモデルでは、電気代に約40%もの差が出ることもあります。
さらに、外気温との差が大きいほど消費電力は増加します。真冬の厳しい寒さの時期は、上記の金額よりも20~30%ほど電気代が高くなる可能性があります。
なお、夜間電力を活用できる場合は、深夜の電気代が通常の半額程度になるため、24時間運転でも月額7,000円程度に抑えることができます。
つけっぱなしが必ずしも電気代の無駄遣いとは限りません。頻繁なオンオフを繰り返すよりも、適切な温度設定で連続運転する方が、トータルでの電気代を抑えられる場合もあるのです。
暖房18度でも快適に過ごせる電気代節約術
- 体感温度を上げる湿度管理のコツ
- 暖房効率を高める室内環境の整え方
- 寒さ対策におすすめの暖房器具活用法
- 体を温めて室温18度を快適にする工夫
- 健康面を考慮した適切な室温管理
体感温度を上げる湿度管理のコツ
室温18度でも、湿度管理を工夫することで体感温度を大きく改善できます。実は、湿度が適切に保たれているかどうかで、同じ18度でも体感温度が2~3度も変わってくるんです。
冬場の快適な湿度は50~60%が目安です。この湿度を保つことで、暖房の設定温度が低めでも心地よく過ごせます。乾燥しすぎると体感温度が下がってしまうため、加湿器の活用がとても効果的です。
加湿器を使う際のポイントをいくつかご紹介します。まず、加湿器は暖房の吹き出し口から少し離れた場所に置きましょう。暖房の風で水蒸気が拡散されやすくなります。また、窓際に置くと結露の原因になるので避けましょう。
加湿器以外にも、室内干しや観葉植物の活用も効果的です。洗濯物を室内干しすることで自然な加湿ができますし、観葉植物からの蒸散作用で適度な湿度が保てます。
湿度計を設置して、こまめにチェックするのもおすすめです。特に就寝時は湿度が下がりやすいので、寝室の加湿には気を配りましょう。
ただし、湿度が高すぎると今度はカビの発生原因になってしまいます。1日1回は換気をして、新鮮な空気を取り入れることも忘れずに。短時間でも窓を開けて空気を入れ替えることで、室内の湿度バランスを整えることができます。
このように、温度と湿度のバランスを整えることで、18度設定でも快適に過ごせる室内環境を作ることができるんです。
暖房効率を高める室内環境の整え方
暖房効率を高めるためには、いくつかの工夫を組み合わせることで大きな効果が期待できます。ここでは、すぐに実践できる方法をご紹介します。
まず大切なのが空気の循環です。サーキュレーターやシーリングファンを活用すると、天井付近にたまりがちな暖かい空気を部屋全体に行き渡らせることができます。サーキュレーターは上向きに設定し、直接体に風が当たらないよう配置するのがポイントです。
次に、窓からの冷気対策が重要です。厚手のカーテンや断熱シートを活用することで、窓からの熱の出入りを防ぐことができます。特に夜間は必ずカーテンを閉めるようにしましょう。
湿度管理も暖房効率に大きく影響します。加湿器を使って室内の湿度を50~60%に保つことで、同じ温度でもより暖かく感じられます。加湿器は暖房の吹き出し口から少し離れた場所に置くと、効果的に湿度を保てます。
また、エアコンのフィルター掃除も忘れずに行いましょう。フィルターが汚れていると、暖房能力が低下してしまいます。定期的な清掃で、暖房効率を最大限に保つことができます。
最後に、部屋の間仕切りも効果的です。使わない部屋との間は必ずドアを閉め、暖めたい空間を区切ることで、より効率的に室温を保つことができます。
これらの工夫を組み合わせることで、設定温度が18度でも快適に過ごせる環境を作ることができます。
寒さ対策におすすめの暖房器具活用法
暖房18度設定でも、暖房器具を賢く使い分けることで、快適に過ごすことができます。それぞれの暖房器具の特徴を活かした使い方をご紹介します。
エアコンは部屋全体を暖めるのに適していますが、暖まるまでに少し時間がかかります。そこで、出勤前や帰宅後すぐは、セラミックファンヒーターを併用するのがおすすめです。すぐに温かい風が出るため、体感的な寒さをすばやく解消できます。
オイルヒーターは電気代は若干高めですが、じんわりとした暖かさが特徴です。寝室での使用に向いており、就寝時に18度設定で使用すれば、安定した室温を保ちながら眠ることができます。
足元の冷えが気になる方には、パネルヒーターがおすすめです。デスクワークなど、長時間同じ場所にいる時に活用すると効果的です。消費電力も小さいため、エアコンと併用しても電気代の上昇を抑えられます。
こたつは局所的な暖房器具の代表格です。リビングにこたつを置いて、エアコンの設定温度を18度にすれば、体感的な暖かさを保ちながら電気代を節約できます。最近は薄型で軽量なものも多く、省スペースで使えます。
ホットカーペットも有効な選択肢です。床からの冷えを防ぎながら、部屋全体の温度を18度に保つことで、快適性と節約を両立できます。特に子供が床で遊ぶ家庭では重宝します。
これらの暖房器具は、時間帯や用途によって使い分けることで、より効果的に寒さ対策ができます。ただし、複数の暖房器具を同時に使用する際は、消費電力の合計に注意が必要です。
体を温めて室温18度を快適にする工夫

室温18度でも、体を上手に温めることで快適に過ごすことができます。ここでは、すぐに実践できる体温管理のコツをご紹介します。
まず大切なのが、首・手首・足首という「3つの首」を意識的に温めることです。これらの部分は血管が皮膚の表面近くを通っているため、ここを温めることで効率よく体全体が温まります。薄手のネックウォーマーやリストウォーマー、あったかい靴下を活用してみましょう。
次に、体の芯から温める工夫として、生姜やシナモンなどの体を温める食材を積極的に取り入れることをおすすめします。特に生姜は手軽に摂取できて効果も高く、温かい飲み物に加えるだけでも十分な効果が期待できます。
また、体を動かすことも重要です。デスクワークの合間に軽い運動やストレッチを取り入れることで、代謝が上がって体が温まります。ただし、激しい運動は逆効果なので、軽めの動きを心がけましょう。
湿度管理も体感温度に大きく影響します。室内の湿度を50~60%に保つことで、同じ18度でも2~3度ほど暖かく感じられます。洗濯物の室内干しや、濡らしたバスタオルを部屋に干すことで、手軽に湿度を上げることができます。
最後に、就寝時の工夫として、就寝30分前にストレッチや軽い運動を行い、その後に温かい飲み物を飲むことをおすすめします。これにより、寝つきが良くなり、睡眠中も暖かく過ごせます。
健康面を考慮した適切な室温管理
暖房を18度に設定することで節約できますが、健康面での配慮も必要です。特に年齢や体調によって、適切な室温は変わってきます。
高齢者や小さなお子さんがいるご家庭では、18度設定は少し低めかもしれません。高齢者は寒暖の変化に対する体の反応が遅くなっているため、20度以上の設定をおすすめします。また、乳幼児は体温調節機能が未発達なため、22度程度が望ましいとされています。
また、部屋ごとの温度差にも注意が必要です。リビングと寝室、浴室などで極端な温度差があると、血圧の急激な変動を引き起こす可能性があります。特に入浴時は要注意で、脱衣所を暖かく保つことが大切です。
在宅ワークなど、長時間同じ姿勢でいる場合は、18度設定でも体が冷えやすくなります。この場合は、1時間に1回程度は軽い運動や体操を取り入れて、血行を促進させましょう。
睡眠時の室温管理も重要です。就寝中は体温が下がるため、18度設定でも寒く感じる方が多いものです。布団の調整や湿度管理を工夫して、快適な睡眠環境を整えることをおすすめします。
体調が悪いときは、一時的に室温を上げることも検討しましょう。特に風邪気味のときは、体力の消耗を防ぐため、20度以上の設定にすることをおすすめします。
このように、省エネと健康のバランスを考えながら、ご自身や家族の状況に合わせて柔軟に室温を調整していくことが大切です。節約は大切ですが、体調を崩してしまっては本末転倒ですからね。
総括:暖房18度の電気代
この記事のまとめです。
- 暖房を18度に設定することで約20%の電力削減が可能
- エアコンを8時間使用時、18度設定で1日約700円の節約効果が期待できる
- 設定温度を1度下げると約10%の電気代節約が可能
- 湿度を50~60%に保つことで18度でも快適な体感温度が得られる
- 環境省は冬の室温20度を推奨しつつ、19度への省エネ調整も提案している
- エアコンの自動運転モードは効率的な節電に役立つ
- 高齢者や小さな子どもがいる場合は20度以上が推奨される
- 部屋の断熱性能が節約効果に大きく影響する
- サーキュレーターで暖房効率を高めることができる
- 窓の断熱シートや厚手のカーテンは熱損失を防ぐ効果がある
- 湿度管理のために加湿器や室内干しが有効
- フィルターの掃除でエアコンの効率を維持できる
- 夜間の電力プランを活用することでコストを抑えられる
- 体を温める衣類や生姜などの食品で寒さ対策を補える
- 設定温度18度でもこたつやホットカーペットとの併用が有効